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◆関西大学経済人クラブ 2026年度総会・第250回例会
2026年5月11日(月)
2026年5月11日(月)、ホテル阪急インターナショナルにおいて2026年度総会・第250回例会が行われ、来賓、会員、ゲスト参加者合わせて総勢100名以上が参加する盛会となった。
第1部の総会では、芋縄隆史会長のご挨拶、来賓のご紹介、そして芝井敬司理事長、北原聡副学長、田中義信校友会会長よりご挨拶をいただいた。田中会長のご挨拶の中では、福岡県で開催される10月23日(金)関西大学経済人クラブ全国大会、10月24日(土)校友会フェスティバルin九州の案内があった。
その後、芋縄会長を議長とし、2025年度事業報告・収支決算報告、監査報告、2026年度事業計画、役員追加いて決議を執り行った。
最後に寺内俊太郎前校友会会長の文部科学大臣表彰 科学技術賞 技術部門受賞を記念して花束の贈呈があり、これを受けて寺内前会長より挨拶があった。
第2部では、フルタ製菓(株)代表取締役社長の古田盛彦氏をお招きし「『ロングセラー商品に学ぶブランド経営』~セコイヤチョコレートを支える企業の歩み~」のテーマでご講演をいただいた。
冒頭では、創業70年を機に制作された紹介動画を通じて、創業者が愛媛県佐田岬で生まれ、戦後間もない大阪で創業した歩みや、「他社とは違うことをする」という挑戦の精神のもと、チョコレート事業へ進出した経緯などが紹介された。
続く講演では、古田社長より、同社の成長を支えてきた商品開発やブランド戦略について詳しく語られた。創業当初は乳ボーロなどを扱っていたものの、競争の激しい市場で利益を確保する難しさを感じ、当時まだ珍しかったチョコレート製造へ挑戦したことが、現在の発展につながったという。現在では従業員280名を超える企業へ成長し、数々のロングセラー商品を生み出している。
中でも、玩具入り菓子として社会現象にもなった「チョコエッグ」は、1999年の発売以降、毎年新シリーズを展開し、累計141シリーズにまで拡大したとのこと。「高付加価値と体験」を重視する同社の戦略を象徴する商品として紹介され、会場の関心を集めた。また、メガネ型のおもちゃにもなることで知られる「ハイエイトチョコ」や、長年親しまれている「セコイヤチョコレート」についても触れられ、セコイヤチョコレートが滋賀県高島市との連携協定につながったエピソードなど、地域との結び付きも紹介された。
講演では随所にミニクイズが盛り込まれ、正解者には同社製品がプレゼントされるなど、終始和やかな雰囲気の中で進行した。ユニークな発想を生み出す背景として、「心も経験も豊かでなければ魅力的なお菓子は作れない」という考えのもと、多様性を意識した社員育成に力を入れている点も印象的であった。
さらに、カカオ豆価格の高騰や少子化、物価上昇など厳しい経営環境に直面する中でも、新工場やアンテナショップへの投資を継続していることに触れ、「量から質への転換期」に対応するため、高付加価値商品や体験型商品の開発を進めていくとの展望が示された。長年愛されるブランドを守りながらも、変化を恐れず挑戦を続ける同社の姿勢から、多くの学びを得る講演となった。
これらの講演を受け、杉江副会長より謝辞を申し述べた。
続いて第3部に移り、寺内俊太郎前校友会会長の乾杯のご挨拶の後、懇親会がスタートした。歓談中に古田様と名刺交換するメンバーの列が伸び、講演が当日の参加者の心に響いた様子がうかがえた。
また、歓談の中、校友会事業部や経済人クラブ、経済人クラブ若手会から、上述の関西大学経済人クラブ全国大会、校友会フェスティバルin九州をはじめ、オール関大スポーツフェス2026等、さまざまなイベントの案内があった他、新入会員の方々、ゲスト参加の方々、各地域の経済人クラブ代表者の方々のご挨拶があった。会場が活気にあふれたところで、最後に横田英哲副会長よりご挨拶があり、盛会のうちに閉会となった。
幹事 木下 悠介(平成21年文学研究科卒)